Amy Helm / This Too Shall Light

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(2018)
エイミー・ヘルムの2ndアルバム。ジョー・ヘンリーのプロデュース。
ザ・バンドのレヴォン・ヘルムの娘と言うことでは買えなかったデビュー・アルバムだったが、今回はジョー・ヘンリーのプロデュースということですかさずゲットした。残念ながらヘンリー組はジェイ・ベルローズ(ds)だけの参加だが、存在感は抜群である。
基本的にはカヴァーしている曲が多く、アラン・トゥーサン、ロッド・スチュワートや、ロビー・ロバートソンなどの名前がクレジットに連なっている。その中でジョー・ヘンリーの2011年のアルバム“Reverie”からの“Odetta”がいい。
偶然か意図的かはわからないが、どちらも2曲目に収録されている。シンプルな演奏なので、エイミーの圧のあるヴォーカルが際立っている感じだ。
色々なミュージシャンとの共演や、自身のバンドでのキャリアなど、ヴァラエティにとんだ選曲はエイミー・ヘルムを上手く詰め込んだ感じがする。
アカペラで歌われる“Gloryland”はドイル・ブラムホール・IIがヴォーカルで参加している。
聴いておきたいアルバムのひとつ。

《songlist》
01. This Too Shall Light
02. Odetta
03. Michigan
04. Freedom for the Stallion
05. Mandolin Wind
06. Long Daddy Green
07. The Stones I Throw
08. Heaven's Holding Me
09. River of Love
10. Gloryland

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