The Boomtown Rats / The Fine Art of Surfacing

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(1979)
ザ・ブームタウン・ラッツの3枚目のアルバム。ロバート・ジョン・“マット”・ランジとフィル・ワインマンのプロデュース。
2曲目の全英1位となった“I Don't Like Mondays”を収録している。この曲は、16歳の女の子が家の向かいにある小学校に向けてライフルを乱射し、2人の死者と怪我人を出した衝撃的な事件に影響を受けて書かれている。“I Don't Like Mondays”のフレーズは、銃の乱射の理由を聞かれた時に犯人の女の子が“I Don't Like Mondays”と答えたため使われている。狂気的な感じのピアノのイントロは銃の乱射を表している感じがしてならない。色々な事件に影響を受けて書かれた曲のひとつとして記憶して起きたい…気がする。良くも悪くもバンドの方向を決めた曲かもしれない。
“I Don't Like Mondays”ってオシャレな感じもするが、殺人犯の言葉として考えると安易に使えないと思えるが…どうなんだろう?邦題は“哀愁のマンデイ”だったりするのも残念としか言いようが無い。
聴いておきたいアルバムのひとつ。

《songlist》
01. Someone's Looking at You
02. Diamond Smiles
03. Wind Chill Factor (Minus Zero)
04. Having My Picture Taken
05. Sleep (Fingers Lullaby)
06. I Don't Like Mondays
07. Nothing Happened Today
08. Keep It Up
09. Nice 'N' Neat
10. When the Night Comes

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