Chris Hillman / Bidin' My Time

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(2017)
トム・ペティのプロデュースによってリリースされた、クリス・ヒルマンのアルバム。
ザ・バーズのデビュー・アルバム“Mr. Tambourine Man”で歌われていた“Bells Of Rhymney”から始まるのが、かなり嬉しかったりする。この曲ではデヴィッド・クロスビーがコーラスで参加している。
ドラムのスティーヴ・フェローン、アップライト・ベースのマーク・ファイン、ピアノのベンモント・テンチが基本セットとなっている。
“Here She Comes Again”はロジャー・マッギンとの共作で、マッギンも12弦ギターで参加している。なんか、ザ・バーズを思わせる仕上がりがいい。
他にもジーン・クラークが書いた“She Don't Care About Time”やマッギン=ヒルマンの“New Old John Robertson”といった曲がそう感じさせるのかもしれない。
アルバムのラストはトム・ペティの“Wildflowers”で締めくくられているが、ここではヒルマンがマンドリンを弾いている。このアルバムが、トム・ペティの最後の仕事だったのかな…哀悼。
聴いておきたいアルバムのひとつ。

《songlist》
01. Bells of Rhymney
02. Bidin’ My Time
03. Given All I Can See
04. Different Rivers
05. Here She Comes Again
06. Walk Right Back
07. Such Is the World That We Live In
08. When I Get a Little Money
09. She Don’t Care About Time
10. New Old John Robertson
11. Restless
12. Wildflowers

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