Gregg Allman / Southern Blood

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(2017)
2017年5月27日に死去した、グレッグ・オールマンの約6年ぶりとなるラスト・アルバム。ドン・ワズのプロデュース。
癌に侵されながら音楽活動を行なってきたグレッグの最後の歌声を聴くことが出来る。その歌声は死期を迎えている感じでは無いのが、なんとなく切ない…。
このアルバムは、マッスル・ショールズのフェイム・スタジオで録音されているのも感慨深い。
ティム・バックリィの“Goodbye and Hello”、ボブ・ディランの“Going, Going, Gone”、グレイトフル・デッドの“Black Muddy River”、リトル・フィートの“Willin'”、ジャクソン・ブラウンの“Song for Adam”と同じ時代を生きてきたミュージシャンのカヴァーがいい。
“Song for Adam”ではジャクソン・ブラウンが素敵なハーモニー・ヴォーカルで参加している。
フェイム・スタジオと言えば、スプーナー・オールダムとダン・ペンが書いた“Out of Left Field”も歌っている。
これが最後のアルバムになのが本当に残念である…哀悼。
聴いておきたいアルバムのひとつ。

《songlist》
01. My Only True Friend
02. Once I Was
03. Going Going Gone
04. Black Muddy River
05. I Love the Life I Live
06. Willin’
07. Blind Bats and Swamp Rats
08. Out of Left Field
09. Love Like Kerosene
10. Song for Adam

☆60th Annual GRAMMY Awards
ベスト・アメリカーナ・アルバム部門
/ノミネート

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