The White Stripes / Elephant

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(2003)
ザ・ホワイト・ストライプスの4thアルバム。ジャック・ホワイトのプロデュース。
このアルバムは全英チャートで初の1位で、全米チャートでは6位と大ブレイクとなった。第46回グラミー賞ではアルバム・オブ・ジ・イヤーにノミネートされたが、惜しくも受賞とはならなかった。しかし、ベスト・オルタナティヴ・ミュージック・アルバム賞は受賞した。
ホワイトの書く曲の幅がどんどん広がっていく感じがして、音作りも前作を凌ぐものとなっている。
このアルバムで唯一のカヴァーとなるバカラック=デヴィッドの“I Just Don't Know What to Do with Myself”は、オリジナルを尊重しながら、ザ・ホワイト・ストライプスらしさが詰め込まれた仕上がりとなっている。たいていのカヴァーはポップに仕上がるが、荒らしさが剥き出しのギター・サウンドが心地いい。
“In the Cold, Cold Night”はメグがヴォーカルを取っているブルージーな曲。オルガンもメグが弾いている。
新たなステージに立った、ザ・ホワイト・ストライプスの聴いておきたいアルバムのひとつ。

⚽️ロシアW杯
選手の入場曲として“Seven Nation Army”が流れています。

《songlist》
01. Seven Nation Army
02. Black Math
03. There's No Home for You Here
04. I Just Don't Know What to Do with Myself
05. In the Cold, Cold Night
06. I Want to Be the Boy to Warm Your Mother's Heart
07. You've Got Her in Your Pocket
08. Ball and Biscuit
09. The Hardest Button to Button
10. Little Acorns
11. Hypnotize
12. The Air Near My Fingers
13. Girl, You Have No Faith in Medicine
14. Well It's True That We Love One Another

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