Little Steven / Soulfire

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(2017)
約19年ぶりとなる、スティーヴン・ヴァン・ザントのセルフ・プロデュースによる5枚目のアルバム。
このアルバムで注目すべきは、盟友であるBossとの共作“Love On The Wrong Side Of Town”だが、この曲はサウスサイド・ジョニー&ジ・アズベリー・パークスの1977年のアルバム“This Time It's for Real”に収録されている。こうなると、Bossのヴァージョンが聴きたくなるのはファンだけだろうか?ってよか、3人の共演が見たいものだ。
多くの曲はヴァン・ザントが曲作りを行なっているが、エタ・ジェイムスの“Blues Is My Business”と、ジェームス・ブラウンの“Down And Out In New York City”はカヴァーとなっている。どちらもオリジナルを知らないのがちょっと残念な気がする。
個人的にはスティーヴ・ジョーダンとの共作“Ride The Night Away”もいい感じだと思う。
懐かしい感じのサウンドやメロディーが溢れている感じの内容となっている。しかし、ノスタルジックな感じではない気がする。
聴いておきたいアルバムのひとつ。

《songlist》
01. Soulfire
02. I'm Coming Back
03. Blues Is My Business
04. I Saw the Light
05. Some Things Just Don't Change
06. Love on the Wrong Side of Town
07. The City Weeps Tonight
08. Down and Out in New York City
09. Standing in the Line of Fire
10. Saint Valentine's Day
11. I Don't Want to Go Home
12. Ride the Night Away

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