Garland Jeffreys / Ghost Writer

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(1977)
A&Mレコードからリリースされた、ガーランド・ジェフリーズの2枚目のソロ・アルバム。ロイ・シカラ、デヴィッド・スピノザ、ジェフリーズのプロデュース。
ブルックリンのストリート・シーンを描いたミュージシャンとして外せないひとりだが、このアルバムではDr・ジョンやザ・ブレッカー・ブラザーズ、デヴィッド・サンボーン、ヒュー・マクラッケンなどの豪華なミュージシャンによって録音されている。
多くのメンバーが参加しているが、サウンドの核となるのはアンソニー・ジョンソンのベースだろう。重厚なその音は、リズムだけでは無く素敵なメロディー・ラインでもある。
ジェフリーズの持ち味でもあるレゲエ調の曲も収録されているが、アルバムのラストを飾る“Spanish Town”が哀愁漂う曲でいい仕上がりだ。7分を超える力作だが独特な世界に引き込まれてしまう感じがする。
聴いておきたいアルバムのひとつ。

《songlist》
01. Rough and Ready
02. I May Not Be Your Kind
03. New York Skyline
04. Cool Down Boy
05. Ghost Writer
06. Lift Me Up
07. Why-O
08. Wild in the Streets
09. 35 Millimeter Dreams
10. Spanish Town

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