Herbie Hancock / River: The Joni Letters

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(2007)
音楽活動を休止していたジョニ・ミッチェルが、音楽シーンに戻ってきたことを祝して録音されたトリビュート・アルバム。ハンコックとラリー・クラインのプロデュース。
ミッチェルのアルバム“Shine”と同日発売のこのアルバムは、8曲がミッチェルの曲で、他にウェイン・ショーターの“Nefertiti”とデューク・エリントンの“(In My) Solitude”を演奏している。
演奏は、ヴィニー・カリウタ(ds)、デイヴ・ホランド(b)、リオーネル・ルエケ(g)、ウェイン・ショーター(sax)の見事な演奏となっている。ミッチェルとショーターは、1977年のアルバム“Don Juan's Reckless Daughter”からの長い付き合いである。
他には、ヴォーカルのゲストとしてノラ・ジョーンズ、ティナ・ターナー、レナード・コーエンなどが素敵な歌声を聴かせてくれている。
ジョニ・ミッチェルも1988年のアルバム“Chalk Mark in a Rain Storm”に収録されていた“The Tea Leaf Prophecy (Lay Down Your Arms)”で歌声を披露している。この曲はプロデューサーのクラインとの共作。
このアルバムは2008年のグラミー賞で2冠に輝いたが、ジャズのミュージシャンが“アルバム・オブ・ジ・イヤー”を受賞したのは2人目という快挙だった。
聴いておきたいアルバムのひとつ。

《songlist》
01. Court and Spark
02. Edith and the Kingpin
03. Both Sides Now
04. River
05. Sweet Bird
06. The Tea Leaf Prophecy (Lay Down Your Arms)
07. Solitude
08. Amelia
09. Nefertiti
10. The Jungle Line

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