Nick Lowe / The Impossible Bird

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(1994)
前作から約4年ぶりとなる、ニック・ロウの9枚目のアルバム。ロウとニール・ブロックバンクのプロデュース。
ドラムがロバート・トレハーン、ベースがロウと、ポール・ライリー、ギターがビル・カーチェン、オルガンがゲラント・ワトキンスの豪華な布陣となっている。このアルバムからボビー・アーウィンは、本名のロバート・トレハーンとクレジットされている。
暖かみのある素朴な感じの演奏となっていて、その空気感に安心感を覚える。このバンドのメンバーの技術の高さが、そう思わせるのだろう。もちろん、ロウの書く曲や、カヴァーの選曲がいいのもある。
“The Beast in Me”は、ジョニー・キャッシュが1994年の“American Recordings”でカヴァーしている。
聴いておきたいアルバムのひとつ。

《songlist》
01. Soulful Wind
02. The Beast in Me
03. True Love Travels on a Gravel Road
04. Trail of Tears
05. Shelley My Love
06. Where's My Everything?
07. 12-Step Program (To Quit You Babe)
08. Lover Don't Go
09. Drive-Thru Man
10. Withered on the Vine
11. I Live on a Battlefield
12. 14 Days
13. I'll Be There

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