Joni Mitchell / Wild Things Run Fast

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(1982)
ゲフィン・レコードに移籍した、ジョニ・ミッチェルのセルフ・プロデュースによる11枚目のアルバム。
このアルバムでは、スティーヴ・ルカサー(T-1,2,9,11)、ラリー・カールトン(T-3)、マイケル・ランドウ(T-5,7,8,10)の3人のギタリストを起用している。それぞれの音は、アルバムの統一感がある中のアクセントとして味のある演奏をしている。
他にも、ウェイン・ショーターやライオネル・リッチー、ジェイムス・テイラーなどが参加している。
演奏を纏めているのがベースのラリー・クレインで、このアルバムからミッチェルの右腕となっている。
“Chinese Café / Unchained Melody”は曲名を見ていなければ、“Unchained Melody”に気づかないくらい見事に挿入されている。
リーバー=ストーラーの“(You're So Square) Baby I Don't Care”もいい仕上がり。
ヴァラエティに富んだ曲とミッチェルの力強い歌声に圧倒される内容となっている。
聴いておきたいアルバムのひとつ。

《songlist》
01. Chinese Cafe / Unchained Melody
02. Wild Things Run Fast
03. Ladies' Man
04. Moon at the Window
05. Solid Love
06. Be Cool
07. (You're So Square) Baby I Don't Care
08. You Dream Flat Tires
09. Man to Man
10. Underneath the Streetlight
11. Love

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