Ian Hunter & the Rant Band / Fingers Crossed

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(2016)
イアン・ハンター&ザ・ラント・バンドの約4年ぶりとなるアルバム。ハンターとアンディ・ヨークのプロデュース。
6月に77歳になったとは思えない歌声がたまらなくいい。2001年から続いているヨークとのコンビが、かなりいいのかもしれない。モット・ザ・フープル〜ソロとなって、ソロでのキャリア2回目のピークを迎えている感じがする。
多分、どの媒体でも“Dandy”がデヴィッド・ボウイを追悼した曲と書かれるだろうから、敢えては書かない。
ハンターはイギリス人なのかと考えさせられるほど、アメリカのルーツ的な要素が強い。ロンドンのことを歌っている“Bow Street Runners”まで来て、初めてイギリス人だと思い出した。
国内盤は2曲のボーナス・トラックが収録されているが、そのために約1ヶ月遅れで輸入盤が流通となったのが残念だ。
聴いておきたいアルバムのひとつ

《songlist》
01. That's When the Trouble Starts
02. Dandy
03. Ghosts
04. Fingers Crossed
05. White House
06. Bow Street Runners
07. Morpheus
08. Stranded in Reality
09. You Can't Live in the Past
10. Long Time

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