Billy Bragg & Wilco / Mermaid Avenue

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(1998)
ビリー・ブラッグとウィルコが、ウディ・ガスリーが書き残した詩に曲を付けて、完成させたアルバム。グラント・ショウビズとブラッグ&ウィルコのプロデュース。
きっかけは、1992年に行われたウディ・ガスリーのトリビュート・コンサートに参加したブラッグが、ガスリーの娘のノーラから“This Land Is Your Land”に新しい歌詞をつけてみないか?と言われたのがきっかけのようだ。
ウディの書いた詩が1,000曲以上あり、ブラッグはその詩に曲を付けるというアイデアを、ウィルコに持ちかけ、ノーラの承諾のもと、このアルバムが制作された。
曲はブラッグとジェフ・トゥイーディーが単独で付けているが、ウィルコのメンバーが曲を付けているのもある。
ブラッグとトゥイーディーが7曲づつリード・ヴォーカルを分け合い、“Birds and Ships”では、ナタリー・マーチャントがゲスト参加で歌っている。
演奏がウィルコなので、なんとなくウィルコのアルバムを聴いている感じもする。
こういったアルバムがきっかけで、多くの人がウディ・ガスリーに興味を持ってくれたら良いと思っている。
聴いておきたいアルバムのひとつ。

《songlist》
01. Walt Whitman's Niece
02. California Stars
03. Way over Yonder in the Minor Key
04. Birds and Ships
05. Hoodoo Voodoo
06. She Came Along to Me
07. At My Window Sad and Lonely
08. Ingrid Bergman
09. Christ for President
10. I Guess I Planted
11. One by One
12. Eisler on the Go
13. Hesitating Beauty
14. Another Man's Done Gone
15. The Unwelcome Guest

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