Johnny Winter / Saints & Sinners

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(1974)
ジョニー・ウィンターの6枚目のアルバム。引き続き、リック・デリンジャーのプロデュース。
このアルバムでは、ウィンター兄弟とデリンジャーの共演が嬉しいことかもしれない。ホーン・セクションを導入し、方向性を広げている感じもする。
カヴァーを中心に収録されていて、ジャガー=リチャーズの“Stray Cat Blues”、リーバー&ストーラーの“Riot in Cell Block #9”、チャック・ベリーの“
Thirty Days”などなど…。意外なところではアラン・トゥーサンの書いた“Blinded by Love”とヴァン・モリソンの“Feedback on Highway 101”だろうか。
しかし、ジョニー・ウィンターが書いた3曲がかなり良い。タイプの違う曲を書いているが、何気にこのアルバムのポイントとなっている感じがする。
聴いておきたいアルバムのひとつ。

《songlist》
01. Stone County
02. Blinded by Love
03. Thirty Days
04. Stray Cat Blues
05. Bad Luck Situation
06. Rollin' Cross the Country
07. Riot in Cell Block #9
08. Hurtin' So Bad
09. Bony Moronie
10. Feedback on Highway 101

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