Suzanne Vega / Nine Objects of Desire

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(1996)
約4年ぶりとなるスザンヌ・ヴェガの5thアルバム。1995年に夫となったミッチェル・フルームのプロデュース。
前作延長線上にあるこのアルバムだが、世間的には不評でチャートはさらにランク・ダウンした。
ピート・トーマス(ds)とブルース・トーマス(b)というエルヴィス・コステロのリズム隊が、いい演奏をしている。
ヴァラエティに富んだ曲にはヴェガの可能性を見出せるし、音作りも完璧と言える感じだが、世間がヴェガに持つイメージと全く違うのがホントに残念だ。
今聴いても新鮮さは失っていないし、いいアルバムだと思っている。
聴いておきたいアルバムのひとつ。

《songlist》
01. Birth-Day (Love Made Real)
02. Headshots
03. Caramel
04. Stockings
05. Casual Match
06. Thin Man
07. No Cheap Thrill
08. World Before Columbus
09. Lolita
10. Honeymoon Suite
11. Tombstone
12. My Favorite Plum

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