1588: Sonny Clark / Cool Struttin'

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(1958)
ソニー・クラークの初めて聴いたアルバム。アルフレッド・ライオンのプロデュース。
ジャッキー・マクリーン(as)とアート・ファーマー(tp)、マイルス・デイヴィス・クインテットのポール・チェンバース(b)とフィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)で編成されたバンドと、見事な演奏を聴かせてくれる。
タイトル曲の“Cool Struttin'”は超有名な曲だが、個人的には“Blue Minor”が大好きな曲。頭のホーン・セクションの素敵なユニゾンがたまらなく良い。マクリーン、ファーマーのソロの後に満を持して、クラークが登場する。ブルージーなフィーリングのピアノ・ソロに引き込まれると、チェンバースのソロが始まる。10分の中に凝縮されたジャズの醍醐味を感じられる曲。
このアルバムはクオリティーも高いが、レコード・ジャケを代表するものとなっている。
聴いておきたいアルバムのひとつ。

《songlist》
A1 Cool Struttin'
A2 Blue Minor
B1 Sippin' At Bells
B2 Deep Night

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