J.J. Cale / Shades

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(1981)
MCAレコードに移籍したJ.J.ケイルの6枚目のアルバム。ケイルとオーディ・アシュワースのプロデュース。
このアルバムでは、7人のドラマーを起用しているのが特徴となっている。ハル・ブレインやラス・カンケル、ケニー・バタレイなどなど。ドラマーの品評会のようでもある。
その中でジム・ケルトナーのセット“Pack My Jack”がスゴイ。ベースがエモリー・ゴーディ・ジュニア、ピアノがグレン・D・ハーディン、そしてギターがジェームス・バートン。エルヴィス・プレスリーのバックで演奏していたメンバーが集結している。ブルージーな演奏の曲で、ケイルが左、バートンが右のスピーカーから流れてくる。
レオン・ラッセルが参加している“What Do You Expect”も良い。
焦点をどこに当てるかで、いろいろ楽しめる聴いておきたいアルバム。

《songlist》
01. Carry On
02. Deep Dark Dungron
03. Wish I Had Not Said That
04. Pack My Jack
05. If You Leave Her
06. Mama Don't
07. Runaround
08. What Do You Expect
09. Love Has Been Gone
10. Cloudy Day

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