Loretta Lynn / Van Lear Rose

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(2004)
72歳になったロレッタ・リンのアルバムを、28歳のジャック・ホワイトがプロデュースした、リスペクトを超越する内容となっている。
ロレッタのアルバムで、フィドルやスティール・ギターが演奏に加わっているからカントリーに分けられていて、2005年のグラミー賞のベスト・カントリー・アルバムを受賞しているが、個人的にはカントリーとは思えない。
ジャックとデュエットを行っている“Portland, Oregon”なんてご機嫌なグルーヴに仕上がっていて、この曲でもグラミー賞を受賞している。
ジャックと共作した“Little Red Shoes”はトーキング・ブルースのような面白い感じに仕上がっている。
ジャックの才能もあるだろうが、それに応えるだけのロレッタの技量が素晴らしい。
聴いておきたいアルバムのひとつ。

《songlist》
01. Van Lear Rose
02. Portland Oregon
03. Trouble on the Line
04. Family Tree
05. Have Mercy
06. High on a Mountain Top
07. Little Red Shoes
08. God Makes No Mistakes
09. Women's Prison
10. This Old House
11. Mrs. Leroy Brown
12. Miss Being Mrs.
13. Story of My Life

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