Al Kooper / I Stand Alone

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(1968)
アル・クーパーがブラッド・スウェット&ティアーズ〜スーパー・セッションを経て、満を持してのセルフ・プロデュースのデビュー・アルバムとなった。
アルバムの大半がカヴァーで、ヴァラエティに富んだ選曲となっている。ニルソンの“One”やトラフィックの“Coloured Rain”、バンドのメンバーが得意とするビル・モンローの“Blue Moon Of Kentucky”が良い出来だ。
ちょっとヴォーカルが弱めなのが残念だがジョニー・テイラーの“Toe Hold”やジェリー・バトラーの“Hey, Western Union Man”はアレンジが良い。
優れたプロデューサーのアルバムって、どこか異質な感じの内容になる気がする。やりたいことが多すぎるのかもしれない。
聴いておきたいアルバムのひとつ。

《songlist》
01. Overture
02. I Stand Alone
03. Camille
04. One
05. Coloured Rain
06. Soft Landing on the Moon
07. I Can Love a Woman
08. Blue Moon of Kentucky
09. Toe Hold
10. Right Now for You
11. Hey, Western Union Man
12. Song and Dance for the Unborn, Frightened Child

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