マイクロエース【A6702】C54−3 回転式火の粉止め

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C54−3 回転式火の粉止め

C54は、C51の後継機としてC51より重量や軸重を減らして線路規格の低い亜幹線用へ 使用するために、1932年17両が製造された。仙台、高崎、宇都宮などに配置され客車 列車を牽引したが、軸重の軽さが裏目に出て、仕様、性能が中途半端であったため現 場では敬遠され、17両で製造打ち切りになった。太平洋戦争中には福知山に集められ た。部品の不良による故障が多発したため全機休車になったが、更新修繕され1963年 10月まで山陰地区で使用された。廃車も早く地味な機関車であったため「薄幸の美女」 とも言われ、保存機もない。

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