TX12305 国鉄419系 近郊形電車 北陸線旧色3両基本セットA

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419系は普通客車列車の置き換え用として余剰となった581・583系寝台特急電車を最小限の改造により近郊型に改造した車輌。デビュー当初は当初は赤2号に白帯だった。

ーモデルについてー
東京堂モデルカンパニーのモデル。いろんな意味で有名になった製品です。
理由として
1、ケースがゴツい(そして開けにくい)
2、転がりにくい車輪
3、ベタ塗りの塗装
4、とりあえず入れてみましたと言わんばかりの581系国鉄色の先頭車
とキリがないです。
まずケースがゴツいです。「像が踏んでも大丈夫!」までとはいきませんが、うっかりケースごと落としてしまっても大丈夫というくらいゴツいです。オマケにケースの蓋が開けにくい(オーナーは開けようとして爪が割れかけた経験がアリ)。
ケースがゴツいし色もグレーということでレンタルレイアウトに持ち込むと仲間から「お前なんで工具箱持ってきたの?」言われる始末。
車両の方ですが、車輪は手で押した感じ動きは滑らかではありません。そして塗装はベタ塗りっぽい。ボディの材質は言うならば3Dプリンターから製作したという感じになってます。
そして何故か同梱されている581系国鉄色。
ちなみにこれ、某中古鉄道模型店で3150円でした。おそらく鉄道模型の投げ売りランキングがあったら10位中、3位内に余裕で入ってくるのではないのでしょうか。
しかし、評価するとすればこのモデルの発売されたのは2006年(製品化発表されたのは2001年)。今でこそ419系はマイクロエースより発売されてますが、当時はまだ未モデル。Nゲージで北陸本線を楽しむモデラーたちにとっては初の419系完成品モデルとして重宝しました(たぶん)。新北陸色と本品の旧北陸色が発売されましたが、圧倒的に人気だったのは言うまでもなく新北陸色。旧北陸色は発売当時、たくさん余ってました。
本品を発売した東京堂は本品の419系のほか小田急EXEや119系、国電70系など製品化発表していました。
しかし発売されたのは419系と715形のみで発表していた発売車両も、今日ではそのほとんどがマイクロエースによりモデル化されています。
その影響もあったのか、東京堂モデルカンパニーは2009年に経営が破綻。倒産しています。
当オーナーは419系はマイクロエースで走らすためウチではこの商品は、もっぱら封印車両になってます。

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