- Railwayfan Museum
- 58F Bトレインショーティー 〜客車〜
- Bトレインショーティー 特急はと 5両セット
Bトレインショーティー 特急はと 5両セット
特急「つばめ」は、昭和5年10月1日の改正から登場しました。それまでの特急列車が東京~大阪間を約11時間で結んでいたのに対して、東京~神戸間を9時間で結び、2時間半の短縮が実現され「超特急」と呼ばれました。戦時中は一時運転を取りやめていましたが、昭和22年9月から東京~大阪間の特急「へいわ」として復活(所要9時間)し、昭和25年1月1日から特急「つばめ」に改称されました。また「つばめ」の大好評を受けて、同じ年の5月11日に姉妹列車として特急「はと」が登場しました。そして6月1日からは初の女性アテンダント「つばめガール」「はとガール」が乗務するようになり、乗客サービスを始めています。特急専用の客車(スハ44、スハフ43、スハニ35)は昭和26年10月1日から連結されるようになり、3等車も進行方向固定式の2人掛け座席となりました。昭和31年11月19日には東海道本線の全線電化が完成し、全線をEF58形電気機関車の牽引となり、所要時間も7時間半に短縮されました。この日から「つばめ」「はと」ともに車体をライトグリーンの特別塗装(青大将)とされました。同時に2等車はスロ54に、食堂車はオシ17に置き換えられています。昭和33年11月に電車特急「こだま」が登場し東京~大阪間を7時間で結ぶようになり、昭和35年6月から「つばめ」「はと」も電車化されることになりました。これによって昭和35年5月31日をもって客車特急の展望車が廃止。「つばめガール」「はとガール」によるサービスも姿を消しました。
備考・車両一部台車パーツ欠品。
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