全日空商事 【1/500】 〔NH50065〕ANA B727−200 トリトン "1983 全日空ロゴ"

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全日空 B727−200
トリトン 1983 全日空ロゴ
レジJA8348

B727-200型は1969年から導入がはじまったB727-100型(129席)のストレッチ型である。
1960年代に入りANAの旅客数(国内)は66年度2,241,656人、67年度3,033,108人、68年度は4,184,691人など年率2~30%と驚異的な伸びを示す中、航空輸送露要の増から航空機の大型化が急務となってきた。
当時、ANAはB727が主力とはいえ大阪〜福岡線などではまだターボプロップ機のバイカウント(67席)が相半ばして飛んでいる状況であり、ジェット化、大型化が急がれた。
また、羽田・伊丹両空港の発着便の転換は深刻さを増していた。
こうした対策機として導入したのが、B727-100型の体を約6m延長しベイロードを大幅にアップ、また上に非常口を増設し提供座席数を40%増やしたB727-200型機である。ANA購入初号機のB727-200型はJA8328(179席仕様)であり大量高速輸送のニーズに応えた。
最大26機の- 200型が運航され、1974年にロッキードL-1011(当初326席)が導入された後も暫くANAの主力機であった。
B727-200型は100型より胴体が延長され、よりスマートな外観で戦闘機やスポーツカーに例えられることもあった豪快な操性はマイルドなものとなり、操安定性が増すなど操舵感覚は現在のワイドボディー機に近づいている。
27機が導入され、B747がデビューした後はローカル線に回り、ANAジェットファミリーの中核機種として活躍した。
JA8348は1973年8月23日に登録された-200型機でボーイング製造番号20727であり、-200型の購入18号機(ADVを含めると20号機)にあたる。
この機体は1983年のANA創立30周年を機に発表された新CIに基づくトリトンカラーとなり、1987年10月30日まで活躍した。

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