- Railwayfan Museum
- 325F 航空館 全日空商事 ダイキャストモデル 1/500
- 全日空商事 【1/500】〔NH50020〕 ANA B727-100 "モヒカンルック"
全日空商事 【1/500】〔NH50020〕 ANA B727-100 "モヒカンルック"
B727-100
モヒカンルック
レジJA8305
B727-100型は1964年5月にリース機、1965年4月に自社購入1番機が日本の空に就航し活躍をはじめた。B727の就航により日本の国内線は本格的なジェット化の時代を迎え、中・短距離機材として開発されたB727は以下の7つのすぐれた特長をもっていた。
1リアー・エンジン機 従来のジェット機であるDC-8、BOEING707、CV990等はすべてエンジンが主翼に装備されているがB727はリアー・エンジン機で開体の後部に3つのジェット・エンジンを装備している。
特長としては、エンジンを異からはずして後方に移した結果、異の効率を良くし室内の騒音が著しく緩和されている。
そして更にエンジンが機体の中心線に近いところに位置しているので1基のエンジンが停止しても左右のアンバランスが極めて少なく操縦性が容易で低速でも安全性が高いことである。
全日空のB727-100型は導入時、白をベースに紺色のラインが特徴的であったが、1969年にB737-200型の導入を契機にモヒカンルックのデザインが採用された。
モヒカンルックはANAの正式な新塗装として従来の機種にも施されることが決まりB727-100型も順次モヒカンルックに塗装が変更された。
B727-100型は1970年12月10日、日赤の要請を受けて東パキスタンのダッカに水害救援物資輸送の特別便を運航、1971年2月21日、香港へ109名の旅客を乗せて国際チャーター第1便が羽田から運航されるなど後年の定期国際線開設へ向けてそのさきがけとなった。
B727は主段の前後で胴体を延長したB727-200型が開発されANAも以後200型の導入が進められた。
B727-100型は-200型の増勢とともに退役が進み
1974年5月9日、最後のB727-100型 N792PS(リース機)の返却によりその姿を消し、活躍期間は10年間であった。