全日空商事 【1/500】〔NH50035〕 B747−400 JA8961

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B747−400
レジJA8961

B747-400型は平成2年よりANAで活躍する4発の国際線大型主力機材である。
新型エンジンCF6-80C2-B1Fの装備により推力が増加し燃費が向上、約2m延長された主翼とその先端に取りつけられた高さ約2mのウイングレットの効果で機体の揚抗比向上が図られている(空気抵抗が約3%減少して東京-ワシントンD.C.間片道で約5t分の燃料節約)。
コックピットは操縦士主計器パネルに採用された6台の大型CRTディスプレイにより情報の統合化と多様化が図られアナログ計器がならぶ在来型からは印象が一変した。
客室インテリアは人間性の追及HUMAN CONDITIONをコンセプトにSIMPLE MODERNをデザインテーマとして新たに開発されている。
約7m延長されたアッパーデッキによる大幅な増席とともに在来型とは一線を画する新たな高性能主力機材のデビューであった。
初号機JA8094は標準座席数470席で平成2年11月1日、国内線に暫定就航。
愛称の「テクノジャンボ」は就航に際して社内公募により決定したものでわずか11日の応募期間に3,471案もの応募があった。
翌平成3年から国内線用に導入されたのがB747-400D型である。
B747-400D型は離着隆の頻度が高い日本の国内線用に開発された派生型で機体構造が強化されており翼端のウイングレットは取り付けられていない。
国内線で活躍するB747-400D型はスペシャルマーキング機に選ばれる機体も多く平成16年12月に登場したお花ジャンボもB747-400D型JA8956機にペイントされている。
JA8961は平成5年、国内線用に導入されたB747-400D型機で平成8年のウインターシーズンにスペシャルマーキング機スヌーピー号(初代)となって好評を博した。
コンフィギュレーションは平成17年10月1日現在、スーパーシートプレミアム27席、一般席542席のTTL569席仕様となっている。
(モデルは全日空漢字ロゴ当時を再現したものである。)

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