マイクロエース 【A0210】 EF70 1 1次型

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1962年に開通した連続勾配11.5~12‰を有する北陸トンネルにおいて1200t級の貨物列車を牽引するために開発された交流機初のF級電気機関車で、1961年から81両製造されました。
従来の水銀整流器に代わって大容量のシリコン整流器を搭載した初の電気機関車で、22号機以降は前灯が2灯化され、側面の明かり窓と運転室側窓の構造が変更されました。
22~28号機の7両は 1968年に高速列車用としてブレーキ増圧装置が装備され、1000番台(1001~1007号機)に改番されました。北陸本線で活躍しましたが、湖西線の開通と後継機EF81形の増備により、余剰機の一部が北九州地区でも使用されました。
1987年までに全車廃車となり形式消滅しましたが、現在でも1001号機が 碓氷峠鉄道文化むらで保存されています。
1号機は1961年12月28日、日立製作所で製造されました。

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