マイクロエース 【A9308】 オハネフ13-2607(青)

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画期的な軽量構造で一世を風靡した10系客車は1960年代に入ると一気にその数を増やし、さまざまな派生形式が生まれました。
寝台車グループの中に緩急車が存在せず、団体観光列車として専用編成を組む際に必要とされたことからナハネ11をベースに給仕室を車掌室としたナハネフ11が1961年度に16両登場しました。
当初は側面裾にクリームの細帯を巻いた姿で活躍しましたが、やがて団体専用を解除されて一般の夜行列車に使用されるようになり、1968年から翌年にかけて冷房改造されて形式がオハネフ13と改められました。
寝台緩急車としてはナハネ10を1963年から改造したナハネフ10(冷房改造後はオハネフ12)が合計100両と多数派で、客室窓ピッチの異なるオハネフ13は客車ファンの間では注目を集めた存在でした。
10系寝台車の中では後期に製造されたこともあり、旧型客車最晩年の57-11改正まで最後の活躍が見られました。
モデルは福井客貨車区に配置されていた2607番をモチーフとしています。

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    Railwayfan

    2024/01/18

    〜モデルについて〜
    ナハネ11を冷房化した車両で16両しか存在しない貴重な客車でした。
    少々ニッチなのかなかなか発売されず、ついにマイクロさんより発売となりました。
    Nゲージャーの皆様がやりたかったのはやはりあの列車ですよね!
    急行 越前!!
    碓氷峠を登ってく夜行列車の一つでだいたいコレに組まれていました。
    というか逆に越前くらいしかなくね?(実際は天の川や津軽にも入ってた)というくらいの車両なのか製品の所属表記も"金フイ"になってます。
    テールライトも点灯しON-OFFのスイッチ付きです。
    ところでコチラ1両だいたい5000円くらいですが、こちらの商品の金型はウン十年前のものでして・・・・。

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