Jet-x【1/400】 JAL 日本航空 B747-246(200型)

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JAL 日本航空 
B747-246(200型)
レジ・JA8162

747の派生モデルの一つである200型は100型の機体構造を強化して性能を上げたモデル。747クラシックの中では標準的な旅客機型の機体となっている。
開発当初の名は747B型と呼ばれていたが初期型が-100型に名称が整理され-200B型となった。
日本では日本航空と全日空が導入しており、日本航空が1983年に導入した3機の-200B型は、より自重の重い-300型に搭載されているJT9D-7R4G2を搭載した特徴がある。
さらに追加の燃料タンクを搭載し最大離陸重量を引き上げることによって航続距離を11,000km以上に延長。
軽量な-200Bのボディにパワーの大きい-300のエンジンを組み合わせることにより、-SP型並みの性能を得ている。
これにより日本航空は、当時最大のライバルであったパンアメリカン航空の東京〜ニューヨーク直行路線(当時のパンナムは-100SPを使用)よりキャパシティの大きい-200B型を投入し、巻き返しを図ることに成功している。
ちなみにこの仕様が747SPの早期終了に影響を与えたといっても過言ではない。
なおその後、ノースウエスト航空やユナイテッド航空もインスパイアを受けたのか日本航空と同じ仕様の機体を導入している。
モデルのJA8162は1983年に日本航空に導入された。
納入時、機首上部にExecutive Expressと上記の東京〜ニューヨークのノンストップ線をアピールするロゴが貼り付けられ、東京〜ニューヨーク線でしか運用されなかった。
90年代初頭に「JAL」3レターロゴに塗り替えられ、ニューヨーク線専用機の指定を解き、その後は通常の国際線機材と同様の客室設備で運航された。
JAS統合直後にも健在で、すでに引退をする予兆だったのか太陽のアークが塗装されず、3レターロゴのままだった。
2007年にひっそり引退し、ロシアのトランスアエロ航空に売却されるもトランスアエロ航空が運行停止となってしまったため、現地でそのまま保管されているらしい。
モデルはJet-xより引退メモリアル的な感じで発売されたが、JALが所有していた200型仕様3機の中でJA8161、JA8169ではなく、JA8162というエンスーな機体番号をチョイスするあたりさすがである。

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