ヘルパ【1/500】エバーグリーン B747–200F

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エバーグリーン B747–200F
レジ N747EV

B747–200Fはボーイング社の開発した大型ジェット旅客機であるB747シリーズの派生型の一つで貨物専用機である。
元々は1969年にルフトハンザ航空のために開発された貨物型の機体であったが、好評であったため世界各国の航空貨物会社から発注された。
エバーグリーン航空 はかつてオレゴン州マクミンビルに本社があった航空会社で、主に貨物機を飛ばしていた。
前身は1960年にオレゴン州ニューバーグで創業したエヴァーグリーン・ヘリコプータズ社で、1974年にモンタナ州ミズーラに本拠があった山火事消火を得意とするジョンソン・フライングサーヴィスを吸収し、非定期航空会社となった。
ちなみに中華民国(台湾)の航空会社・エバー航空とは無関係でエバーグリーン航空とは社名も混同を避けている。
海外では香港国際空港を拠点に置いており、1990年から1996年の合間は日本航空とのウェットリース契約という形で日本にも飛来しており、新東京国際空港(成田空港)で見ることができた。この便は、成田空港を経由して極東アジアにも乗り入れていたことがあったが、契約終了後は日本で見ることはできなくなった。
2010年代に入ると不景気、財政難等の理由から2013年に運航停止し、倒産した。
モデルはヘルパが試作品として出したモデルで、ほぼ非売品の状態のモデルであり、市場にはほとんど出回る事はなく、飛行機模型コレクターには入手困難度が高いアイテムとして知られている。
しかし、何らかの流通ルートで出回った物の状態の良いものは、万単位で取引されることもあった。
所有のものはレジの文字剥げ、エンジンカウル、尾翼に色あせがあるものの貴重なアイテムである事は間違いない。

備考・色あせあり、レジ剥げ、一部リペイントしてます。

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