Stenopareia nexilis

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スコットランドの著名産地であるガーバン(Girvan)産らしい焦げ茶色の標本です。頭部が折り曲げられてしまっていますが、全体が保存されています。姿としては、ポルトガル等で産出するEctillaenusとほぼ同じで、頭部と尾部が非常に大きく楕円形の体形をしています。

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    tatsutoy

    2021/08/20 - 編集済み

    Girvanで産出する三葉虫の中では大型種になりますね。恐らく70㎜でも普通サイズと言ったところでしょうか。くの字状の標本はイラエヌスの仲間の生活習慣を想像させる様な保存状態です。

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      Trilobites

      2021/08/20

      「Trilobites of the British Isles」Fig.502のKennedy collectionの完璧な個体では、12㎝もの大きさがありますね。同産地では、同本Fig.530Hadromeros kiesleyensというCeraurusは、18.6cmもあって驚きます。ちなみに立松コレクションですね。

      胸部がまっすぐなので、褶曲の影響を受けてるのかなと思っています。壁に衝突したかの様な折れ曲がり方ではありますが。

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