- Trilobites Museum
- 6F Permian period
- Endops yanagisawai
Endops yanagisawai
福島県出身の古生物学者、遠藤 隆次氏(1892-1969)の名前より属名が決められていますが、三葉虫最期の時代のペルム紀と重なります。元々はPaladin yanagisawaiとして記載されましたが、後にEndopsに改称されています。産地は、いわき市の天然記念物に指定され、更に原発事故の影響で除染できる状況になく近寄る事も不可能となり、もう標本の採取が不可能な状況となっています。
Trilobites
2020/08/30ORM2018年02月03日 15:49
この種にして最良の保存状態ですね。私は割と種の名前にも括ってしまう方なのですが、属名のこのエンドプスという響きは博士の名からきているのでしょうが、語感もいいですし、あたかも三葉虫の最期を示唆するようで、全くナイスネーミングだと思いますね。
2018年02月03日 19:37
> ORMさん
母岩に隠れてますが、多分尾部も残っていると思います。世界的に貴重なペルム紀の三葉虫ですが、日本で採取出来ていて、それをコレクション出来るのは、コレクターとしては喜ばしい事ですね。属名のセンスはわかって付けていると思いますが、ベストな名付けですよね。
まっきー2018年02月10日 21:38
ペルム紀の貴重な三葉虫、しかも全身に近い保存状態。産地が原発事故で近づけなくなってしまったのはホント悲劇ですね。
2018年02月10日 22:58
> まっきーさん
日本でもそれなりに有名な三葉虫だと思いますが、世界的に見ても貴重な三葉虫なんですよね。採取は保護されていて無理でも、除染が進んで近くには行ける時代が生きている間に来るんでしょうかね。
1人がいいね!と言っています。