Pseudophillipsia sp.

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岐阜県郡上市(旧八幡町)にある安久田岩体と呼ばれる石灰岩はペルム紀初期〜中期の地質があり、三葉虫以外にもコノドントや放散虫などの産出が知られます。三葉虫は、完全体など期待できる産状ではなく、2種類ほどが知られます。この標本は、片側の自在頬(自由頬)だけの部分化石です。Pseudophillipsiaとわかる眼の形や頬棘の形状が確認できます。

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