Bathynotus kueichouensis

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Bathynotusという種類は、Wikipediaにも独立したページがある名の知れた属(三葉虫の世界では)ですが、近年は滅多に市場に出なくなった為か入手が難しい種類となりました。Redlichiida(レドリキア目)に属しているとされていますが、Corynexochida(コリネクソス目)やPtychopariida(プチコパリア目)の初期のタイプに似ていて、どのグループとも共通する中間的な姿をしていて、再び未分類とされてしまいました。産出は中国産に事実上限られ、本種も貴州省から種名が付けられています。カンブリア紀の重要な産地として知られるKaili累層(凱里生物群)で産出する事でも知られています。

中国名/貴州寛背虫

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    Trilobites

    2020/08/07

    退会したユーザー2015年09月01日 22:49
    自在頬付きとはすごいですね。中国名は寛背虫でいいみたいですよ。

    2015年09月02日 23:01
    > citariusさん 
    何故か本種は自在頬が残っている標本が少ないですね。化石化した殆どが脱皮殻なのでしょうね。中国名、ありがとうございます。修正しました。謎が多い中国産三葉虫ですが、独特の種類も多く、急に手に入れにくくなる傾向があるので、収集の難しい地域の一つです。

    ORM 2015年09月03日 23:45
    Bathynotusですか。初めて見ましたが、ちょっと調べてみたら中国以外にもシベリア、北西アメリカ、オーストラリアでも産出するなど、それなりにワールドワイドに分布してた種なんですね。

    2015年09月04日 02:38
    > ORMさん 
    そうなんです。意外と広域に分布していたようですが、実際見かけるのは貴州省産に限られますので、他地域では部分が僅かに産出する程度何でしょうね。国内の古くからあれ三葉虫サイトでは必ず収蔵されてますので、以前は容易に入手できたみたいですが、今は出て来ないのかもしれません。

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  • 奇抜な形の種ですよね。やたら幅広い軸葉や、胸部下部にかけて長くなっていく棘など、どこかアンバランスで、それがまた面白いです。どの目にも分類しがたいのも理解できます。ある意味中国らしさのある種だなとも思います。この標本は、一般的にほぼ残らない or 残っても不鮮明な頬棘が、完全に残っており素晴らしいですね。

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      Trilobites

      2020/08/11

      それほど派手な訳ではないですが、どの種とも似通らない」独自性のあるデザインですよね。この種類、完全なものを探していたら何時になっても入手できない事を悟りましたので、この標本は運が良かったと思います。それ程人気種でもないので、想像より安価で入手しています。

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