Southern Avenue / Southern Avenue

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(2017)
2015年に結成したサザン・アヴェニューのスタックス・レコードからのデビュー・アルバム。ケヴィン・ヒューストンのプロデュース。
サザン・アヴェニューはギターのオリ・ナフタリーを中心に、ヴォーカルのティリーニ・ジャクソン、ドラムはティリーニの妹ティキラ・ジャクソン、キーボードはジェレミー・パウエル、ベースがダニエル・マッキーの5人で、バンド名はメンフィスの大通りの名前から取っている。その道はスタックス・レコードに通じる道で、サザン・アヴェニューがデビューしたのはミュージシャン冥利に尽きるのではないだろうか。
ケヴィン・ヒューズ繋がりで、“Don't Give Up”と“80 Miles From Memphis”でルーサー・ディッキンソンがスライド・ギターで参加している。
ティリーニのパンチの効いた歌声が強烈なインパクトだが荒っぽくもある。今後、どう化けるのかが楽しみかもしれない。そして、何気にティキラのドラムもダイナミックないい音をしている。
デビュー・アルバムだけど、聴いておきたいアルバムのひとつ。

《songlist》
01. Don't Give Up
02. What Did I Do
03. It's Gonna Be Alright
04. Slipped, Tripped and Fell in Love
05. Love Me Right
06. 80 Miles from Memphis
07. Wildflower
08. No Time to Lose
09. Rumble
10. Peace Will Come

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