バスコレクション 【第30弾】 JR九州 高速バス レインボー号 三菱ふそうエアロクイーン MS729

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JR九州 高速バス 
レインボー号 
三菱ふそうエアロクイーン MS729

JR九州バスが運行していたレインボー号は、高速バス路線開設ブームだった1980年代後半から1990年代初旬に運行していた高速バスである。
九州の中心都市である福岡県と中京の中心都市の愛知県を結ぶ高速バスであった。
この頃のJR九州はバス部門の営業強化のために高速バス運行にいくつか参入しており、その一路線として同じく福岡県と愛知県を結ぶ高速バス「どんたく号」開設された同日に1989年12月25日からJR東海バスとJR九州の共同運行便として登場した。
JR東海バスのレインボー号は名古屋駅(名古屋バスターミナル)〜博多駅(現在の博多バスターミナル)となっていた(途中停留所はなかった)。
しかしながら、「レインボー号」は福岡市の繁華街である天神地区を経由しなかったことや、両地区での営業力の差などから集客が伸び悩んだ事、さらには「どんたく号」と運用区間被っていたことから、名古屋~福岡間における「レインボー号」のシェアは30%程度しかなかった。
また当時、JR九州が夜行バスを一時撤退する方針を示したこともあって、定着することなく1993年に廃止されている。

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