ヘルパ【1/500】スイス航空 DC -10

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スイス航空
DC -10
レジなし

マクドネル・ダグラス DC-10 は、アメリカの航空機メーカーマクドネル・ダグラス社(現・ボーイング)がアメリカン航空の要望を受けて開発したワイドボディの3発式ジェット旅客機。
主距離路線を想定した300席クラス機体で、3基のジェットエンジンは左右の主翼下に各1発、垂直尾翼基部に1発搭載しているのが特徴的。
中型ジェット機のDC-9に次いで開発計画が進められたこと、またダグラス社がマクドネル社と合併する前の1966年に開発を開始したため、機種名は"DC(Douglas Commercial)」"のままとなっている。
1970年に初飛行し、1971年8月に運航を開始し、1988年まで生産された。
DC-10のライバル機であった3発式ジェット旅客機であるロッキード社のL-1011 が、S字ダクトのエアインテークを採用することで第2エンジンを胴体後端の低い位置に配置していたことに対しDC-10ではダクトと一直線の配置で、垂直尾翼内(胴体上)に位置している。
このエンジン配置のため、垂直尾翼の構造材は単純な箱型ではなく、吸気ダクトとジェットエンジンを収める円筒形の空間に沿って、縦通材が左右に分かれて通されることになった。
スイスのフラッグキャリアであったスイス航空(現・スイスインターナショナルエアラインズ)のDC-10は70年代〜80年代初期に納入された。
最終的には14機ほど所有していたものの、すべて90年代初頭には引退している。
中には成田空港に飛来していた機体もあった。
モデルはヘルパのブラックボックスと呼ばれる初期の頃に発売されたもの。

備考・機首部分に塗装乱れあり。箱傷み。

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