全日空商事 1/500 B727-200 モヒカンルック JA8355

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全日空 B727-200
モヒカンルック
レジ JA8355

ボーイング社が短中距離用に開発した三双発機で愛称はBoeingの"B"と"727"の"2"を取って"ビーツー"と呼ばれた。
この機体も日本の空港で多く見られた機体であり、これは1960年代の日本の航空情勢で、日本航空と全日本空輸、日本国内航空の3社による競争が激しく、フラッグキャリアの日本航空と異なり、当時、ジェット機の導入経験もなく、整備面も脆弱だった全日空ではジェット化にあたって安全確保面が重視されたことから、運輸省(今の国土交通省)の「国内線用ジェット旅客機は同一機種を使用すること」とルールを制定したからである。
同コンセプトのB767がロールアウトする前のローカル線と言えばこのビーツーだった。
全日空では同機の100型をはじめ、改良型の200型を導入し、1969年より就航。
1980年代になると徐々に活躍の場が消え、1990年になると後継機のB767-300やA320が導入され、最後まで残ったJA8353、JAL8354、JA8355が退役し、日本の空から姿を消した。
モデルはデビュー時のモヒカンルック塗装であるB727-200型のJA8355。
数ある全日空商事のB727モデルの中では最初期のものである。
エプロンケース付き。

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