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花神総集編 DVD-BOX
昭和52年に放映された大河ドラマ『花神』の、翌年に放映された総集編のDVD4枚組です。総時間は、約8時間半。この前年までの大河ドラマの総集編は約3時間、さらには昨年(平成30年)の大河ドラマ『西郷どん』の総集編は約4時間程度なので、これは破格と言っていいでしょう。ドラマ自体は、司馬遼太郎氏の小説『花神』『世に棲む日日』『十一番目の志士』『峠』そして『伊達の黒船』を原作として、大野靖子氏が脚色しました。私は本ドラマ放映時、並行してこれらの小説を読みましたので、大野氏の脚本、特に登場人物のセリフや小高昌文アナウンサーのナレーションが、原作で登場人物の発するセリフや説明文を生かしたものであることが手に取るようにわかり、小説、ドラマの両方の内容を理解するのに効果的でしたね。
主要キャストでは、高杉晋作役の中村雅俊は少しオーバーアクションでしたが、村田蔵六役の中村梅之助、桂小五郎役の米倉斉加年は堅実な名演でしたし、高橋英樹の演じた河合継之助には魅了されましたね。加えて、このドラマのキャスティングは、ごく一部のウルトラファンには喜ばれました。篠田三郎(ウルトラマンタロウの東光太郎)、三ツ木清隆(ウルトラマンタロウの西田次郎隊員)、東野英心(ウルトラマンタロウの新垣修平副隊長)、瑳川哲朗(ウルトラマンエースの竜五郎隊長)、塚本信夫(帰ってきたウルトラマンの加藤勝一郎隊長)、森次晃嗣(モロボシ・ダン)各氏が出演していたからです。
と、話は尽きません。
#DVD #大河ドラマ #花神総集編 #司馬遼太郎 #花神 #世に棲む日日 #十一番目の志士 #峠 #伊達の黒船
Jason1208
2019/05/07中村雅俊氏の高杉晋作は、覚えている限りでは“俺は天才なんだが、何についての天才かまだ分からない”みたいな台詞があって、幕末を駆け抜けた奇才らしいと思いました。^^;
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woodstein
2019/05/08Jason1208さん、コメントありがとうございます。挙げられた台詞には心当たりはないのですが、その内容から察するに、吉田寅次郎に出会い松下村塾への入門する前の不安定な心境を、司馬遼太郎氏若しくは大野靖子氏の想像力によって生み出され、表現したものなのでしょう。
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sat-2019
2019/10/31「花神」はウルトラ俳優、特にタロウに出演された方の割合が非常に大きかったですね。
また改めてどのシーンで誰が出ているか、チェックしながら観る新たな楽しみが増えました。
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woodstein
2019/10/31sat-2019さん、コメント有難うございます。本アイテムの説明文に挙げた俳優諸氏は、塚本信夫氏以外は簡単にわかると思います、というよりも塚本氏のことはこの総集編では見かけなかったような。もし、見つけられたら教えてください。また、「ウルトラマンタロウ」出演俳優ということでは、レギュラーではないですが、テンペラー星人が登場する第33話「ウルトラの国 大爆発5秒前!」及び第34話「ウルトラ6兄弟最後の日!」に大谷博士役(ゾフィーに乗り移られる)で出演した竜崎勝氏が、「花神」では近藤勇の役で出演しています。
あと蛇足ですが『NHK大河ドラマ・ストーリー 花神』というガイド本を、我がミュージアムの別のフロアで展示しておりますので、よかったら見てやってください。
https://muuseo.com/woodstein/items/173
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sat-2019
2019/10/31とてもためになるご返事、ありがとうございます。
ウルトラ俳優についてはまだまだ勉強不足ですので、いただいたご返事を参考に、改めて手元のDVDを見返しながらチェックさせていただきます。
花神の大河ドラマストーリーもお持ちなんですね。
ぜひ拝見させていただきます!
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