Comptonaspis swallowi

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本種は、ミズーリ州産が有名なのですが、こちらは直線で600㎞以上離れたニューメキシコ州産です。顆粒の無いツルっとした体表面が特徴で、元々特徴が少ない石炭紀の三葉虫ですが。ミズーリ産との区別はつきません。ニューメキシコ産の本標本は、100年以上前に採取された古い標本です。

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  • あこれはひょっとして、私の標本に合わせてくださったのか、ありがとうございます。
    なるほど確かに、ミズーリのそれに形はよく似ていますね。しかし、色合いはなんともシックというか、どこかダドリーを思わせるようなグラデーションをしておりますね。

    最近私は、別の地域で採れた類似種(モロッコと、チェコ、もしくはアイフェルの種など)の、形態やサイズなどの比較が、特に面白いなと感じているのですが、形態のバリエーションが少なめな石炭紀だからか、600kmとそんなに離れていないからか、本種の場合は、ミズーリとニューメキシコで、サイズ含めた見た目が変わりはしないのですね。

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    Trilobites

    2023/03/12

    これはmixi時代にupしていた標本でした。新しいカメラとマクロレンズを買ったので、試し撮りを兼ね感触を試していました。写真待ちのまま再公開を見送っている標本も、そろそろ再開しようと思います。

    ニューメキシコ産は、今や新規入手が困難な産地なので、残りの幾つかも再公開しようと考えています。基本、同じ種類なので、ミズーリ産と同じですが、場所が違えば質感など変わり印象が異なりますね。

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