- Trilobites Museum
- 1F Cambrian period
- Pagetia cf.taijiangensis
Pagetia cf.taijiangensis
アグノスタスよりも三葉虫に近いPagetiaは、Burgess Shaleで産出するPagetia bootes(WALCOTT1916b)が有名で、名前だけは聞いたことがあるコレクターも多いと思います。分類的に中間型の立場で、近年は甲殻類の一種とされるAgnostida(目)ですが、この種類があるので、三葉虫側との境界が難しくなっていて、最新の説でもEodiscoidea(超科)が三葉虫として分離されているケースも見られます。バージェス以外で入手できる仲間としては、モロッコのCephalopygeなどがありますが、どの地域においても数が少なく、集めるのが難しいグループであります。
Trilobites
2020/06/13ORM 2020年01月15日 21:23
pagetia bootesは市場で1度見かけた事があったと思います。地味な種ながら、バージェスだからという事もあるでしょうが、なかなか高価でした。アグノスタスには三葉虫をあまり感じませんが、pagetiaとなると、随分三葉虫を思わせる見た目になりますね。
2020年01月15日 22:28
> ORMさん
Pagetiaという種類も復元図見ると結構派手な種類だと思います。頭部の縁飾りや胸部から後ろに長い棘があったりします。シベリアSinskのDelgadella lenaicusも実は入手できているので、あとはバージェスのP.bootesも手に入れたいのですが、機会がありませんね。