- Trilobites Museum
- 1F Cambrian period
- Malungia laevigata
Malungia laevigata
澄江動物群と同じ雲南省とはいえ硬い黒色頁岩であり、澄江系の黄土色で柔らかい石質とまるで違う石質です。この種類の特徴は、小さな尾部から1対の太く平たい棘が伸び、胸部からも全て同じ様な薄くて太い棘が伸びていることです。デボン紀の様な身を守る為の棘ではなく、遊泳時の安定を保つ為の側翼の様な感じです。この標本は、右の自在頬が外れて裏返っておりますが、それ以外は全体像がしっかり分かります。
(中国名/光滑馬竜虫)