Cyphaspides sp.

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Jorfとその周辺地域から奇妙な三葉虫が登場しだしたのは2011年頃でした。Cyphaspidesは、それまで存在は知られていたものの実物を目にする機会は無い三葉虫でした。出始めのころは、この種類がProetida(目)の仲間では無く、Lichida(目)の仲間かと思っていました。更に2012年後半になると棘の長いTypeBと呼ばれる、この標本の種類が登場してきます。知られていたCyphaspidesよりも各棘が長く優雅に見えます。状態の良い標本になると更に背中に2列の細かい棘が確認できる標本もあります。

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    Trilobites

    2020/08/29

    まっきー2013年05月22日 12:51
    モロッコのキファスピスでこんなに保存状態がいいのがあるんですね!

    2013年05月22日 21:41
    > まっきーさん 
    この種類、上品な美しさがありますよね。石質が硬いのもありますが、綺麗に剖出するのが難しい石質の様です。小さくてちょこんと出た眼や尾部の微細な棘、背中の二列の棘などが残っている標本は、比較的高価になります。

    みー2013年05月22日 23:18
    これは始めて知りました…!
    買えなくともぜひ実物を拝んでみたいです。

    2013年05月23日 07:23
    > みーさん
    この種類、出てきたばかりですが、もう産地の枯渇が噂されています。もともと多くは産出しませんので、これからフォコプス並みに登場する事は無いと考えます。来月のショーでは、どこかのブースで必ず見ることが出来るかと思います。

    なかじま2013年05月24日 12:19
    こんにちは!はじめまして:-)
    Jorfの三葉虫は奇妙で、少し不気味で、そしてとても美しく魅力的ですよね。
    なかでもこのCyphaspidesは個人的に一番好きな種です(^^)
    来月のミネラルフェアで入手できたらなぁ…と考えています。

    長文失礼しました(^^ゞ
    これからも更新楽しみにしております!!

    2013年05月24日 20:05
    > なかじまさん
    いつも「イイネ!」有難うございます。初コメント嬉しく思います。
    Cyphaspidesの美しさが理解できるとはお目が高いですね。この種類、派手な棘棘モノの様なけばけばしさがなく、上品だと思います。
    Jorf産は、新たな鉱脈が見つかるかしなければ現在市場にある標本がはけてしまうと幻になる可能性があります。

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