Grandagnostus sp.

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比較的大型のアグノスタスの仲間です。タスマニア島のカンブリア紀の地層から産出します。米国ユタ州のアグノスタス類とは、雰囲気が異なり、雪だるまの様な丸く膨らんだ体形をしています。Grandagnostusの仲間は、オーストラリア固有という訳でなく北半球でも見つかるのですが、絶対数は少ない種類といえます。

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    Trilobites

    2020/08/15

    ORM2019年04月13日 22:22
    結局この種は三葉虫の仲間なのか、甲殻類の仲間なのか、どちらに分類すべきなんでしょうね。近年は甲殻類として復元されているのをよく見かけますが。
    エミューベイでも産出する事は知っておりましたが、アグノスタス類全般、あまりまじまじと観察した事は有りませんでした。改めて見てみると、成る程確かにユタのそれとは随分雰囲気が異なる気がします。

    2019年04月14日 09:52
    分類学上は三葉虫とは違う認識は私も持っています。三葉虫以外は収集しないポリシーですが、慣習的に収集してますね。この種類自体は英国など北半球でも見つかりますが、ユタ産に見慣れていると新鮮に感じます。因みにEmu Bayではないタスマニア島産です。

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