筆で塗装するⅩⅦ

初版 2021/04/11 07:56

改訂 2021/04/13 20:30

前回プラチナ万年筆のデスクペンを太くする改造をしました、数多くの万年筆を持って書写に使い、それぞれ気に入った十幾本は何千字と書きました。

いまのところ、持った時に一番安心感を感じるのはラミー2000の万年筆です。

バランス、外観、真似ができるのは持つ場所の外径です。よってペン先からの距離と持ち手の外径を倣い作成したところ、非常に使い易く、これはもう一本作らなくては!というわけで又一本。

今回は同じプラチナ万年筆のデスクペンですが、ペン先は#5でデスクペンの中では大柄ペン先のモデルを使用します。

形状は至って普通のモデルです。右は外したペン先の保存にしています。


今回の改造はペン先から後端まで一体デザインなので、途中のリングや首軸尻軸側の段差は全てフラットにスムージング!

スタンダードの外径は此方。持ち手はもう少し上になります。


始めに金属リングをフラットにします、前後の外径も合わせます

まるっきり埋没してしまうので傷は気にせずゴリゴリいきます。


先ずは一回目の厚手のカーボンブレードホースを巻きます。

一気に1mm程稼ぎました。

クラフトナイフも研ぎ直しておきます。

スッパリいきましたねぇ、刃物は鮮度が大切です!

切り口はアロンアルフアで処理、分割する場所にも予めアロンアルフアを塗っておきます。

カーボンブレードホースは勿論カーボン繊維《炭》なので、削る場合は注意しないといけません思った以上にサクサク削れてしまいます。

ザックリ切削しては薄めたクリア塗料で目止めしては削る、この繰り返しで整形します。

外径もいい具合になって来ました。ここは下地なので編み目の凸凹も削ってフラットに。

全体のプロポーションもまとまってきました。此の後は一本の長いカーボンブレードホースを巻いていきます。


#スットコドッコイ

#反省?聞いた事有りません

#改造

#参考

#比較

#変態加工部

#又変なことやってる

とんと趣味というジャンルから遠ざかって幾年月、数十年ぶりに万年筆に触れて、ふとかみさんに最近『貴方の手は何時も青いのねぇ』と言われ少しずつ心に隙間を増やしていけそうな気がした。

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    レイレイ

    2021/04/11

    カーボンブレードホースって…
    本来は何に使うモノなんでしたっけ?笑
    以前ご説明されてましたがすっかり忘れてしまいまして、万年筆に履かせるモノ、と認識しつつあります😁👌

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      貴方の手は何時も青い♡

      2021/04/11 - 編集済み

      まぁ、合ってるっちゃぁ合ってるけど、、、。棒の補強や樹脂で固めてそのまま棒になったりする物なのね。

      主に釣竿、カーボンロッドなんて聞いたことないかな?

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      レイレイ

      2021/04/11

      あ、そうでした。
      釣竿によく使うと以前お話されてましたね。
      思い出してきました。
      カーボンロッド、検索して勉強してきました。
      情報ありがとうございました。

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    • 学生の頃以来釣りなんてやって無いなぁ、あの頃は年中港の防波堤でサビキ釣りして小魚釣っておかずにしたもんだ、、、、。

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      レイレイ

      2021/04/11

      サビキ釣り、も只今検索、なるほど〜。新しいこと覚えるのは楽しい😋
      さびく、ふむふむ🐟

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    ace

    2021/04/13

    グリップ径・軸の長さと重心位置・ペン先の形状。
    これらからくる、実際に筆記しているときのペンそのものの角度。
    それと自分が筆記しやすい角度。
    青手さん、よく気づきましたね✨( ゚д゚)
    どっかのメーカーとコラボしてくださいよ😆向こうは膨大なデータもってるから突き合わせばイイの出来そうですよ❗️

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    • ねぇ、散々書いたおかげです!
      いやいやいやいや、きっとバカにされるわな!

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