勿体無いお化けのデスクペン

初版 2021/04/21 19:38

改訂 2021/04/21 19:38

シェーファーの古い万年筆を再生しようと試みましたが、あえなく撃沈。

70年余りの時間経過はセルロイドや、膠、コルク等あらゆる物に変化をもたらし、固着、縮小、硬化します。分解や整備にあたってはこれらの変化は致命的です。


しかしペン先は外せましたので、有効活用したいと思います。

此方のデスクペンの軸も非常に古く全身エボナイト製で、古の国産万年筆創世記の家内工業的なところで作られたのではないかと思います。赤黒の2本セットの赤軸が残っていたので寸法確認したところ比較的小改造でセット出来ることが分かり今回のデスクペンになりました。シェーファーのペン芯は6mmなのですがこのデスクペンは5mm、そのままでは使えないので、6mmのドリルで首軸を広げ5.7㎜のペン芯をジャンクボックスより探し出してセットしました。

ペン芯もエボナイト製如何にも手作り感満載ですね

ペン芯、首軸、胴軸、尻軸いずれも丁寧な作りのエボナイト製、赤いリングもエボナイト。

ゴムサックをレバーで押して潰してインクを吸入するタイプ。後ろに少し金具が見えています。

轆轤の痕がいいですねぇ。

サックは流石にゴムサックからシリコン製に交換しています。

同時代のトライアンフニブと言われる全周ペン先は一切たわみが無くガチガチなのですが、このオープンニブは適度に柔らかく字の表現にシェーファーらしさを感じます。

アップにして見ると力が掛かった場所は太く、軽く抜かれた跳ねなどよく伸びて表情が豊かなペン先だと思います。


#スットコドッコイ

#反省?聞いた事有りません

#改造

#参考

#比較

#変態加工部

#又変なことやってる

とんと趣味というジャンルから遠ざかって幾年月、数十年ぶりに万年筆に触れて、ふとかみさんに最近『貴方の手は何時も青いのねぇ』と言われ少しずつ心に隙間を増やしていけそうな気がした。

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