筆で塗装するⅧ 序章

初版 2021/03/21 17:18

れれPAさんの筆で塗装するシリーズでは、かなり駆け足で紹介したので今回は同じセーラー万年筆のデスクペンで改めてカーボンを纏わせる工程をご紹介いたします。先ずは下地の調整を。


各端部の処理、筆Ⅶでも書きましたがこの様に各端部は面取り加工をします。カーボン繊維を添わせ、手触りも考慮していくとこの工程は必須だと考えます。この素の状態でクリア塗料を塗ってカーボン繊維に染み込ませる塗料の接着を良くさせます。研ぎ出しは粗目のペーパー掛けで足付けにします。

カーボン繊維の厚み分電動ドライバー轆轤で首軸は一皮剥きます。

最近は刃のスキップも減り綺麗な加工痕になって来ました。

カーボンブレードホースの長さ合わせ、非常に解れ易いので少なくても前後で4cmは長めに取ります、写真でペン軸を見ると真ん中付近に白い線があります、これはシールテープで1mm隙間を稼いでカッターナイフへのヌスミとしてあります、ここで切り離す為の隙間を作っておきます。前後の端部は内部に塗料や樹脂が入り込まない様にします。前側はスポンジ、後端は爪楊枝。

後端の爪楊枝に掛かる様にマスキングテープでカーボン繊維を押えます。

全体を引っ張りカーボン繊維を密着させておくと繊維の網目がズレずに綺麗になります。


1mm開けた段差部分、こういう所は後にマスキングテープで巻く段に特に入念にきつめに巻いておくと繊維が隙間に沿って内向きに揃う為、端部の処理が後から楽になります。(一体での成形は今回から)

塗料を浸含させたらシールテープ等できつく巻き余分な塗料を抜きます、この突っついているのもこの穴から塗料を染みださせるためです。

万年筆の木乃伊状態

充分塗料が抜けたらテープを外して乾燥しましょう。解れやすい端部の処理は残しておきます。


#スットコドッコイ

#反省?聞いた事有りません

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#比較

#参考

とんと趣味というジャンルから遠ざかって幾年月、数十年ぶりに万年筆に触れて、ふとかみさんに最近『貴方の手は何時も青いのねぇ』と言われ少しずつ心に隙間を増やしていけそうな気がした。

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