お買い物ぉ〜8 《微閲覧注意》

昨日作ったボールペンは台座ごと拝領されてしまったので、単座を一台新規導入。

箱付き新品で小1枚ですよ！貴方！奥に感謝ですわ～

高級そうな箱ですが紙の箔押し、厚紙補強の金属金具。昭和前期でしょうかねぇ想像しただけでワクワクしますね。

台座は鋳物かと思いきや陶器チックな物にラッカー塗装、ペンホルダーはエボナイト製、実は以前から狙っておいたのですが、ペンホルダーが太いので"後で買うリスト”

に入っていたのです。

最近の太軸化がマイブームなのでここぞとばかりに入手した次第です。インク壺も硝子でオニキスチックな蓋もゾクゾクします。

開けてビックリ！インクウェルのこれまた状態が非常に良い！未使用品でも保管が悪いとメッキが剥がれている物が多い中ここまでキレイなのは久しぶりです。

ペンホルダーも味のある趣ですねぇ、磨けばかなり艶めくのですがここはあえてこのままでいきます。ベースの金具も真鍮地の物が多いなかインクのベース共にシルバーメッキですねぇ。

広口！いやぁこれはありがたいです。

ザクっと飲み込んでいます、これは最新の極太軸で12.4㎜径ですが軽々と受け止めています！頼もしいぞぉ！

此方のお客様は【紙魚（シミ）】デスクセットの包装紙か何処かに紛れていらっしゃった模様、銀色の鱗のようなもので覆われていてキラキラ光ることから「雲母虫（きららむし）」「きらむし」「箔虫（はくむし）」等と呼ばれたりもします。最近はあまり目にすることもなくなったシミですが、紙を食べるの（実際には紙に付いている糊）で蔵書の多い方等のお家に多く生息しております。寿命も長く7~8年程エサが無くても一年以上生存可能等々過酷な環境下でも生き抜けるから古代からいらっしゃるのでしょうか。

また源氏物語や後代の雨月物語にも登場する人気者、小間物拾いでは二の物が無い一茶も歌っています。『逃るなり 紙魚の中にも 親よ子よ』

森のお散歩で見つけた奇跡のスリーショット菫、片栗、一輪草。小さな陽だまりの

中での集合写真。

此方は山の中より拉致ってきた二本、樹種は分かりませんがふと、目が合ったので召喚しました、

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