万年筆パーソナライズⅡ

初版 2020/08/01 13:41

改訂 2020/08/01 21:28

青手はPILOTカスタム74が大好きです、書写をしていると、こと書写で楷書に関しては柔らかいペン先よりも硬い方が書き易いと思う様になりました。

カスタム74は1992年に創立74周年モデル、これ以前にも65、67が有ります。

(カスタム65、67は万年筆が世に広く使われていた時代のモデルなので、ペン先は柔らかくフワフワとした書き心地ですが、74は前モデルより遥かに硬めのペン先で発売されました、74の発売された背景は世にボールペンの台頭と云う万年筆にとって壊滅的な状況を打破しべくペン先を硬めに仕上げると云うPILOTの打てた只唯一の対抗手段でした。)

写真はカスタム74系のペン先の太さ順に並べたもの、B.M.F太字中字細字になります。勿論Bのペン先はの先端軸はFより太いので同じ筆圧では硬く感じます。

此方はペン先研ぎキット、現段階ではベストセット。

ダイヤモンドヤスリ超仕上げ、耐水ペーパー2000ラッピングペーパー極細と極極細 万年筆のペン先先端には主にイリジウムが溶着されていますのでとても硬い金属です。ダイヤモンドヤスリから順番に削っては削り傷落としとしてはペーパーヤスリで磨きます。

ペン先を削っていきますが、全く自己流で謎思考から発生したやり方なので世間一般とは掛け離れていると思います。

先ずは先端の腹側を薄く削ります、此れは筆記時の接紙面を減らすのが目的です、筆記する時にはペンを40度近辺に立てて書きますので腹側を削ると先端の接触面も相対的に薄くなります、これにより横方向の筆記は細くなります。

その後は両脇を均等を目指して削る事により立て方向を細くしていきます、イメージとしては富士山、台形に成る様にして縦筆記面の幅を減らします。結果、縦横共に細くなり好みの字幅に成る迄繰り返します。大削りの段階なので試し書きで引っかかっても気にせず角度を決め腹と斜めだけ削ります。

腹側が薄く削られて平たくなっています。

凡そ幅が決まってきたら滑らかにする為にサンドペーパーとラッピングフィルムを使って仕上げていきます。因みに仕事机の一部を削ってしまいましたが、奥さんには内緒です。

この時に荒削りの時に削らなかった斜めも滑らかにしていきますが、この時削り過ぎると細くなり過ぎますので試筆しながら進めます。

先端、上側は触らず元の状態。

出来上がり!筆記面は元の太字から細字より少し太いという微妙な処が私の好みの字幅。

出来上がった細字の筆跡。細過ぎず太過ぎず…ペン先本来の硬さを維持して細字になりました。文章や手紙を書くのではなくあくまでも楷書の練習に使う為のペン先です。ペンを止めた位置でインクが溜まり濃くなっています、跳ねも先細に書けていますね、素人作業にしては良い出来でしょうか。


#お手入れ

#改造

#夏

#反省?聞いた事有りません

#スットコドッコイ

#比較

#参考

# ドメ萬放浪記

とんと趣味というジャンルから遠ざかって幾年月、数十年ぶりに万年筆に触れて、ふとかみさんに最近『貴方の手は何時も青いのねぇ』と言われ少しずつ心に隙間を増やしていけそうな気がした。

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    ace

    2020/08/01

    細さもフロー度合いも良好でベリグーですね‼️😆

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    • 元々ペン軸のスリットを広げてインクが出やすくしたものなので少し絞った位です、やって良かった改造です。

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