筆で塗装するⅪ 惨劇編

完成時に塗装部と近接する場所の確認、大きな段差を埋める為にチョイスしたのは

ダイソーのUVレジン！

素材を使ってみるお試しで考えると、この安さとバリエーションはありがたいです。

ネット上のレビューでは固まらないとかベタベタするなどネガティブな物が多いのですが、だいたい正確な使用方法を知らずに使ってこれはダメだとか言っているのが現実だと思います。こんなもんだろう、と使うものの出来上がりはそんなもんだと云う事。

UVレジンを硬化させる紫外線はそもそも１ｍｍ程度しか届きません、ましてや紫外線の波長や反応時間等表記の無い物ばかりなので使用時はそこいらをしっかり確認して使用してください、薄く塗り重ねをしましょう、分かって使えば非常に短時間で固まり透明度も高く色々な場面で活躍する可能性があると思います。

１ｍｍ以下になる様にして紫外線を照射します、基本的に引けは有りませんので凸凹を埋めるのには最適な材料だと思います。

欲張らずに少しずつ塗っては研いでを数回繰り返すと非常に短時間でこの段差を埋める事が出来ました！

透明度も高く削った後も塗り重ねると消えてくれるので使用感も抜群です。

粗いやすりでガシガシ削って残った場所も直ぐに処理することが出来ます

ここで注意しなくてはいけないのは接着力が弱いのと母材と強度が異なるレジンは動かすと剥がれてしまうと云う事、今回のUVレジンはハードタイプ、母材の樹脂は柔らかい物なのでUVレジンが曲げに追従せずに剥がれたのだと思います。次回は普通、もしくはソフトタイプを使用してみましょう。写真で白っぽく見える場所が剥がれた痕です。しかしUVレジンの可能性は広大だと感じました。この後傷消しなどは今迄通りの塗料を使います。UVレジンとの相性も良いようなのでこのまま続けます。

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