筆で塗装するⅦ 6 いい日旅立ち編、

初版 2021/03/19 20:15

改訂 2021/03/19 22:05

段々と仕上がってきております。小口は複雑で鋭角の内角が有ったりするので小口の端部は0,5㎜程テーパー加工して剥がれ止めにしてあります、又カーボン柄はこうやって真っ直ぐに観ると少しうねってしまい塗料の絞り出し工程での作業を再考しなくてはなりません!

カーボン柄はそれ自体綺麗なので出来るだけ簡素なデザインを考えました。如何でしょうかシェルシートを細く切り出して所々に配置します。カーボンを正確に切り出そうとしても中々巧くいかず難儀しました。

此方は長年の放置でメッキ剥がれと錆び付きワジワジだったので綺麗に洗浄して各部にシリコングリスを塗っておきました、5年後でもインクを入れたら即使用開始出来る事でしょう~

軸跨りのシェルシート片、カーボン繊維もこの段階では凸凹です。凡そシェルシートと同じ厚みです。

  ここからクリア塗料をガンガン重ね塗ります。

首軸側もどんどん塗っていきます。塗って乾かして研いで塗って、あ~楽しい!

   このシリーズの2本を同時に塗り重ねて乾かして、、、。

首軸ペン先開口部微かにテーパー加工の痕が見えるかなぁ、、、。

此方は最初に始めた津軽塗の首軸、殆どシェルチップの隙間が埋まりました後は仕上げのクリア塗料を丁寧に数回重ねたら出来上がりです。

尻軸側の太い部分アップ、細かく点が散らばって見えるのはガラスビーズ片が割れた物や上まで出てこなかったシェルチップの頂上、この細かい光が螺鈿の醍醐味だと思いますねぇ。

  

さて、重ねに重ねたクリア塗料を磨いて仕上がったのが此方の二本です。

津軽の唐塗り、あぁぁ、美しい!返すのやめよっかなぁ( ̄ー ̄)ニヤリ

徹頭徹尾カーボン繊維軸、しっかり塗り込み津軽の紋紗塗を真似てみました。

二本が出来上がったので勿論デスクペンですので台座に挿してあげましょうね。

後端の違いは唐塗りはスタンダード、カーボンは後端部に少し伸ばして長さを合わせています、そして端部の繊維の美しさを見せております。

ペン先もケアも忘れてはいけません!ダイソーのルーターにバフを付けてペン先の調整と言うよりもケアですね、随分お使いでは無いと聞いておりますので書き出しが掠れない、紙当たりが柔らかくなるようにしました。

さて、お待たせしております、どれどれ梱包しましょうかねぇ!


#スットコドッコイ

#反省?聞いた事有りません

#Muuseo模型倶楽部

#比較

#参考

#改造

とんと趣味というジャンルから遠ざかって幾年月、数十年ぶりに万年筆に触れて、ふとかみさんに最近『貴方の手は何時も青いのねぇ』と言われ少しずつ心に隙間を増やしていけそうな気がした。

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    レイレイ

    2021/03/19

    塗 乾 研 塗 乾 研 塗 乾…

    ペン先から後端まで
    全てに拘った私の宝物!

    1本…入れ忘れてはおりませぬか??笑

    一気に2本+1本、いなくなって、寂しいですか?
    …あ、寂しくないか。
    次の練習台が始動中かな?😁😁😁

    楽しみに待ってます😊

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    • 気合い入り過ぎてとうぶん休憩だわ!楽しかった~

      ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ~もう一本!!!

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