カーボン遊び 2
公開日:2021/3/20
凡そ各部の面取りや穴あけ加工が済み、再度仮組み

組んで各部の合せ目の処理をしていきます。

上下で網目と浸含の違いが良く分かる場所です

ここ先端部は顕著です、最先端部のテーパー部は樹脂でガッチリ固めてありますが直後の真っ直ぐなグリップ部は本来ならばゴム部の柔らかい場所なので薄めに塗料を浸含させただけで毛羽立ちを抑え、微かに弾力を持たせ、尚且つ中空構造である変態加工で渾身の加工工程!

上端部は切り欠いたり端部の処理がやたらとあります。各切り欠き加工跡や先端部等は入念に剥がれ止めの樹脂を塗っておきます。又握り直して芯の出し入れ等持って作業するぶぶんなのでクリア塗料を二度塗りして半光沢仕上げにしておきます。

上下の境がのっぺりしているので、ジャンクボックスからリングを選んで装着します。隙間はエポキシ樹脂を流し込みます。リングを挟むので上側を同じだけ削り、全長を変えない様にします。


真ん中のリング如何でしょうか、引き締まった印象になったと思います。

パーツを皆組んで各部の確認、先端部にまで巻いたカーボンがほんの少し長すぎ厚みが増してもっさりしているので削り直します!再度研磨して先端部の形状をシャープにしてペン先の出の調整もしておきます。

勿論電動ドライバーでギュイィィィィ

以前よりもシャープになっております。ペン先の出具合も良好です

後端部の様子、青い石が佇まいを引き締まます。

リングを入れて正解です。金色がアクセントになり実に面白い表情になりました。

完成しました!
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